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アメリカンイングリッシュ?ブリティッシュイングリッシュ?

英語教育について

投稿日:2011.09.22

英語を習うならアメリカンイングリッシュがいいという方が時々いますが、そこまで気にする必要はありません。アメリカンイングリッシュの元となるのがブリティッシュイングリッシュなので、文法はほぼ同じです。アメリカンイングリッシュとブリティッシュイングリッシュの教科書を比較すれば、内容がほぼ同じであることがわかるでしょう。EFLクラブでは教科書を選ぶ条件は英語の種類ではなく、学習内容、ティーチャーズブックの良さ、付属教材の有無などです。小学生コースにアメリカンイングリッシュ、中高生コースにブリティッシュイングリッシュの教科書を使ったことがありましたが、混乱はありませんでした。皆様が思っているほど大きな違いがないからです。

先生が生徒さんと話す時は普段から話している英語を使いますが、単語や文章を勉強する時は教科書通りの英語を教えます。生徒さんの年齢によってアメリカンイングリッシュとブリティッシュイングリッシュの違いを説明することがあります。例えば、小学生コースのレベル5の教科書にvacationという単語が載っていますので、意味、発音、綴りと文の中での使い方を教えて練習させます。でも、オーストラリア人である私は、レッスン中の会話ではvacationではなくholidayを使いますので、生徒さんはvacationもholidayも覚えることができます。

アメリカンイングリッシュにこだわる多くの人は、発音を気にしています。しかし、発音は国籍では決まりません。同じアメリカ人でも、東海岸生まれ、西海岸生まれや南部生まれの人は互いに随分発音が違います。また、ボストン生まれの人は実際にブリティッシュイングリッシュによく似ている発音で話します。一方、英国にはアメリカンイングリッシュの「R」と同じ様に発音する地域があります。

EFLクラブでは先生の国籍を問わず、英語が母国語であること、人柄、教え方の質などの条件で選びます。いろんな国籍の先生を雇っていますが、生徒さんは先生の発音に戸惑うことはありません。小中学生の何人かに先生の発音に対する感想を聞いてみたことがありますが、「先生の発音はそれぞれ違うけど、特にわかりにくい発音はない」、「すぐ慣れるから問題ない」、「聞き取りにくいと感じたことがない」、「たくさんの発音を聞いてきたお陰で、学校のALTの先生や留学先の英語が簡単に聞き取れた」などの感想ばかりでした。困っているという人は一人もいませんでした。

英語をきちんと習得することが一番重要です。アメリカンやブリティッシュにこだわるのではなく、あえて色んな国籍の先生に教えてもらいましょう。そうすると、世界中のネーティブの英語の発音に慣れることができて、相手がアメリカ人、イギリス人、英語を外国語として覚えたアジア人など、何人でも、意志疎通ができるでしょう。

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