JALT(全国語学教育学会)プレゼンテーション報告
EFLについて
投稿日:2016.01.08
11月21日(土)に静岡で小学生対象の読み書きプログラムに関しての講演を行いました。
会場では私の他にも大学教授などによる講演が多数行われていましたが、その中で私の講演では26名の全国の英会話スクールのオーナーや先生方、大学教授の方々が参加されました。
40分間の講演と10分間の質疑応答で、主に小学生を対象とした英語の読み書きの教え方、精読(音読)、多読(黙読)、フォニックスなどについての講演でした。
JALTの中でも私は無名ではありましたが、多くの方が私の講演内容に興味を持っている様子が見られました。というのも、他の講演ではいつも大学教授の方々によるものが多いため、小学生に関する内容が少ない、という事が理由の一つに挙げられると思います。中高大生、大人向けの読み書きに関するプログラムについてはこれまでも研究されてきていて、ここ5年ほどで研究も大きく進んでいます。しかし、小学生向けに関しては研究が進んでいないのが現状です。私もEFLでフォニックスを使って教え始めた時に、単語カードやレッスンで習っている文章は読めても、本は上手く読めない、それは何故なのか、と壁にぶつかったように、他の色んな教室も、本を上手く読めるようになるには、どう教えれば良いのか、研究が進まず壁にぶつかっているからこそ、今回の私の講演に興味を持った方が多く、講演後の質問も多かったのだと思います。この様子からも、私がこれまで壁にぶつかるたびに研究と改善を重ねてきたEFLの読み書きプログラムは、小学生向けの読み書きに関する学習方法の先陣を切っているのが事実だと言えます。
12月5日(土)には仙台でも同じように講演を行い、全参加者約70名のうちの約3割にあたる20数名の方が私の講演に参加され、静岡同様、大きな反響がありました。
JALTとは・・・
全国語学教育学会。日本国内や国外での語学教育、学習の向上を目指すNPO法人です。語学教育のアイディアや経験、指導方法などの情報を交換する事を目的としている学会です。