【動画】1分半でわかるCEFR『A2』の能力
英語教育について
投稿日:2019.04.03
2020年度の大学入試から、「A2」の英語能力が求められるようになります。
CEFR(セファ)という言葉を最近新聞等でよくご覧になりませんか?
欧州言語共通参照枠(CEFR)とは、外国語の運用能力を測る世界共通の指標のことです。
大学入試で求められる「A2」というレベルは、*CEFRの下から2つめの能力です。
*具体的には「①ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる。②簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。③自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。」と定義されています。
1分半でわかる「A2」のコミュニケーション能力
【動画説明】
撮影当時は、A2能力習得の終わり頃。話す能力としてはA2ですが、乳幼児コースから通い続けている他の生徒さん同様、リスニング能力と発音能力、理解力は、この時点でA2より高いレベルのB1レベルといえます。
【プロフィール】
年少で入会。幼児コースの時は泣いてしまうことでした。小学生の頃はとても静かで、クラスの中で特に目立つ生徒ではありませんでしたが、中学生になって能力を発揮しました。
EFLの中学生以上のコースとCEFR
EFLでは、大学入試の変容が話題になるずっと以前から、
CEFRのレベルを達成基準としてきました。
研究と改良を加え続けてきた教授法とカリキュラムにより、乳幼児と小学生コースで身に付けた能力を中学生以上になってより洗練させていくので、およそ中学3年生から、この「A2」の会話レベルを身につけることが可能です。
大学を受験する頃には、さらにその1つ上のレベル「B1」をクリアしようとしている状態と言えます。
詳しくはこちらをご覧ください
→ローラ校長の英語教育専門コラム「世界基準CEFRとの照らし合わせ」
https://www.eflclub.co.jp/column/229/
「難しい単語をたくさん知っている」「複雑な文法を知っている」だけでは、高度なリスニング能力の習得やネイティブとのスムーズな会話には至りません。そのため、塾や学校の授業でこのA2能力を身に付けることは難しいでしょう。この大学入試の変容により、A2能力を証明するための民間試験の受験で、近い将来の高校3年生たちは非常に苦労をすると予想されます。