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大学4年生まで続けた卒業生の男の子

学校の英語の授業もEFLで学ぶ英会話も両方共大事だと気づけて本当に良かったと思います。

長く続けられた理由

同じグレードの人と比べて、自分の会話力はまだまだだなと落ち込むことが何回もありました。

僕は英語を話すことが苦手というよりは、外国の人と話をするということがそもそも苦手な子でした。

伝わらなかったらどうしようという苦手意識が強くて。

それでも僕が長く英会話の勉強を続けることができたのは、だんだんと大人になるにつれてものごとの考え方が変わっていったからだと思います。

苦手なものを苦手なままにしておくことの方が怖いんだと思うようになりました。

だからたとえ英語が苦手であっても、あえて何回もしゃべってみて、たくさん失敗しながら苦手を克服することが大切だと思います。

年齢を重ねないと気付けないことも多いと思うから、部活や塾などの今の目先の忙しさにとらわれず、長くがんばってみてもらいたいと思います。

力がついたと実感できたとき

高校のとき、模試でリスニングが学年1位になったときがありました。

リーディングやライティングよりもリスニングの方が点数が良かったんです。

EFLをやっていなければ逆だったと思います。

聴く力がしっかりついているというのがそのときはっきりわかり、クラスメイトよりもスタート地点が一歩も二歩も自分は進んでいると気付きました。

自分に武器ができたっていうのがすごく嬉しかったです。

あと、大学入試の受験勉強をしていた頃が1番、自分の英会話力もすごく伸びたのを感じていました。

毎日毎日嫌でもたくさんの問題を解き、たくさんの単語や構文を覚えたから、会話にもとても役立ったんです。

受験生のときだけはEFLの退会が頭をよぎりましたが、自分の英会話力が下がるというのがわかっていたので退会という選択肢はありませんでした。

学校の英語の授業とEFL、両方あるからうまくいく

僕は、学校で習う文法などの形式的な英語も、EFLで学ぶ会話もどっちも大切だと思っています。

学校でも正しいことを教えてくれている。もちろんEFLでも正しいことを教えてくれている。どちらも正しいことを教えてくれているんだから、どちらか1つだけを選ぶものではないと思います。

両方正しいのにどちらか1つだけを選んでしまうと、自分が損をしてしまうと思うんです。

両方を選択した人は、どちらかしか選択しなかった人よりも、それだけ自分の英語の間違いに気付ける機会は確実に多いです。

それにたとえば、同じ意味の単語でも、シチュエーションに合っている言葉を選ぶなどの使い分けの知識や確認をする機会というのも、確実に多いと思います。

もし自分がどちらか1つしか選んでいなかったら、そういうのに気付いたりするのが遅かったのかなと思うと、自分は本当に恵まれているんだと思います。

自分の英語力を伸ばしたい、学びたい、自分の英文を整えたいと思っている人は、「学校でも会話の授業があるからもうEFLは辞める」とか「自分は会話ができるんだから学校の授業を聞く意味はない」などと思わないことが大事です。

学校の英語をEFLで活かすには

高校生の時よく、学校で新しく学んだ単語や文法をEFLで使ってみよう、っていう自分ルールを作ってやっていました。

今日EFLに行ったらこの表現を使って話してみよう、と自分で決めるんです。

ただ参考書を眺めて黙々と暗記したり、学校の先生の発音をリピートしたりするよりも、自分で意識して選んだ表現を実際に口に出して使ってみることで、覚えるのがとても早くなりました。

学校で学んだことを自分で選択してEFLで使う、というのはなかなか面白いし定着が早いのでおすすめです。

伸び悩むときは

英語を学びたいっていう気持ちがあって、さらに五感を使って努力していけば、必ず結果は出ます。

例えば、EFLの先生と何か共通の趣味などを見つけて、それについてお話ししてみてください。

そういう、お互いの好きな物について話すと会話は弾みます。

会話が弾むとやっぱり楽しい。楽しく学ぶっていうのを、受け身ではなく、自分で作り出していけるのが中学生・高校生だと思います。そしたらそのうち、パッて気付いたら、「あ、しゃべれてる!」って実感する瞬間が必ず来るはずです。


僕は、失敗を恐れて自分の英会話の力は終わりだって思うのが1番嫌だった。だから失敗しながら続けました。みんなもがんばってください。

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