受付スタッフのちょっといい話
『自信って大事』(受付 さなえ)
年中さんからずっと通ってくれている男の子。小学生になってから、レッスン中にこんな不安がよぎることがありました。「EFLをこのまま続けていていいのかな…。」聞くとEFL以外では英語に触れる機会がないため、自分が英語ができるということに気付けず、自信を持つことができていないようでした。
ところが今年度になり、学校で英語の授業が始まると実力を発揮!ALTの先生の言っていることがちゃんとわかるのだそうです。しかもクラスには英会話を習っているお友達が他にもいるのに、自分が一番褒められるんですって!彼のお母さんの耳には、他のお母さんからこの話しが入ったそうですよ!きっとクラス中の噂なんですね。
これが自信となったようで、EFLのレッスンにもさらに意欲的に、そして楽しんで通う姿を見て、お母さんからも通わせていて良かったと言っていただきました。継続は力なりです。「信じて続ける子しか得をしないよ」とおうちでもお話しされているようです。ほんとにほんとに、よく頑張ったね。
『目標って大事』(受付 りえ)
恐竜大好き男の子。有名な先生の講演会を、スーツ姿のおじさんたちに混ざって聞きに行くほどの本気モード。その先生に「算数の知識は恐竜の化石を測るために必要だし、国語は…。」と、すべての教科のお勉強が大事だと教えてもらった日。英語も、「恐竜の本を英語で読んで研究したり、海外の学者とお話しをする時に必要です。」と言われたそうです。俄然やる気を出した彼。お勉強をさらにがんばり始めたのは言うまでもないですね。
幼い頃からサッカーに明け暮れている私の息子は、大学2年生になった今、オーストラリアでサッカーをするんだと言い始め、大学の英会話講座に申し込みました。いくつになっても目標は人を強くしますね。しかしやはり、大きくなってからあわてるよりも、EFLの子たちのように英会話の準備が整った状態で大きくなるのが理想です。
恐竜博士が自由自在に英会話をあやつれるようになり、夢の実現に近づくまでしっかりサポートしていこうと決意を新たにしながら、母は大学に講座料を振り込んだのでした。
ローラより
そうです。自信は本当に大事。そして、自信がつく方法はただ1つ。自分が満足できる会話能力を身に付けることができるまで、会話力を磨き続けること。これに尽きます。
1人めの男の子。小学生のうちはまだまだ、中学生コースで会話練習を始めるための基礎を身につけている段階なので、『英語でスラスラと会話をした経験がまだない』=『会話にそれほど自信を持っていない』、そんな子がほとんどなんですよ。自分だけではないし、自分の英語力にどんどん満足できるようになっていくのはこれから。大きくなった自分の、そんな姿を想像してみてくださいね。楽しみでしょ?だから心配しなくて大丈夫です。
そして2人めの子。今はまだ小さな恐竜博士ですが、彼は将来英語なんて話せるのが当たり前の、立派な学者になることでしょう。これはなにも大きな話しではありません。私たちは毎週、1人1人の10年後20年後の成功のお手伝いをしているのです。今日のお話に出た2人は小学5年生。4月からはいよいよ小学校の最高学年になります。10年後はまさに社会に出て行こうとしている頃ですね。もし彼らが今、塾や遊びが忙しいから英語をやめますと決断したとしたら、10年後、ちょうど大学を卒業する頃の彼らはどうなっているでしょうか。おそらく目の前にある人生の選択肢の種類や数が、英語を続けた場合とそうでない場合とでは違うと、容易に想像できますね。
今年度も終わりを迎えようとしています。新年度の目標を親子でたてられるのにちょうど良い時期です。来年度も自信を深める1年となるよう、がんばりましょう。
ライター:EFL Club 校長 Laura Macfarlane
オーストラリア出身。グリフィス大学近代アジア学部卒。日本で25年以上生活。日本語能力検定1級を取得したバイリンガルで、3姉妹の母。1996年にEFLを創立。その理念やカリキュラムの元になっているのは、自身の娘たちをバイリンガルに育てた母としての感覚、ハンディキャップを持つ次女の傍らで必死に勉強した脳の仕組みや言語訓練に関する知識、自身の日本語能力検定1級取得に至る過程から学んだこと、日本国内の様々な学校で英語指導を多数行った経験などなど。これらを通して自分が正しいと思ったことだけを、愛する生徒たちのため日々力強く実践中。