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ENGLISH FOR LIFE

我が家の5歳児(後編)

前回娘ミアの豪快ぶりをお伝えするブログを書きましたが、彼女と日々過ごしていく中で発見や様々な気づきをすることがあります。

 

彼女が生まれた時から、自由人の夫とのんきで犬バカの私を日々親として人間として育ててくれている気がします。(まだまだ発展途上でございます😅)

 

ワイルドな2歳児を過ぎ小さな怪獣期の3歳児になった時に、少しずつ弟へ優しく接することも度々見られるようになりました。その辺りから週2回通っていた託児のベテラン先生が、幼稚園に行くには日本語の語彙が少なくて本人が苦労するのではとフォローして下さったり、我の強さを良い方向に導くお手伝いをして下さったりしました。そして3歳3ヶ月で幼稚園デビューをして今に至ります。

 

幼稚園に入って初めて気づきましたが、天真爛漫で活発、ダイナミックな彼女が、ガラスよりプラスチックより繊細なハートの持ち主でもあるということです。初めは、幼稚園とは大好きなお兄さんお姉さんたちがいる場所で、憧れのバスに乗って遊びにいくところで、大食いで何でも食べる彼女は何よりもランチタイムを楽しみにしていたようです。

 

しかし、不安なときには別クラスの幼なじみと一緒にいたがり、服の袖を舐めて上の服を濡らし着替えて帰ってくることもあったり、よく頭にグルグル渦巻きを作って帰ってきました(赤ちゃんの頃から眠たくなったり不安になると髪の毛をクルクル回していました)。

 

しかし4歳頃になると、大分人間らしくなり意思の疎通がしやすくなりました。かっこいいお姉さんになりたい、人のお世話をしたい願望がスクスクと芽生えてきました(年齢的なものと縦割り保育の幼稚園に行っているからかな!?)。

 

同時にお兄さんお姉さんたちが好き嫌いがあるのがかっこいいと感じたのか、「ミア、野菜嫌い!!」と言い出したのもこの頃です(笑)。

しかし活発さは相変わらずで、旅行先で彼女を追いかけ回した私はアキレス腱炎になってしまいました(笑)。

 

大胆不敵な娘も4歳半近くになるとオバケやモンスターが存在しているんだと思い込み、親のいない場所の空間にいる恐怖感に襲われる日々でした(半年以上続きました😅)。

 

その直後からトイレに行く回数がずいぶん増え、病院で診断されたのがチックでした。膀胱炎になった訳ではなく、環境が変わったりしてストレスがかかるとトイレに行きたい気がする症状だそうです(しばらく様子を見ていたら2週間程で治りました)。

 

そして5歳をすぎた最近、またチックで同じ症状にかかり落ち着いてきたところです。

 

家でのお父さんからの英語を話しなさい!という毎日毎日のプレッシャーを最近は強く感じていたのかもしれません。

同時期に幼稚園に行きたがらなくなり、お弁当の時間になると泣き出して食べられなくなるようで、お弁当を小さくして!お米をいれないで!と前日から泣いて訴えてきて(お弁当をほとんど食べないで帰ってくるので)腹ペコで帰宅する日々です。

あんなにお弁当が好きでいつも心待ちにしていたのに、と心配ではありました(先生曰く、先生が他のお子さんたちに「お弁当は残さず食べるんだよ!」と注意しているのを見てミアが自分に言われたかのような気持ちになってプレッシャーになっているのでは、、、とのことでした)が、ミア本人はお弁当に関する問題は一切ないそうです😅。

 

キャラ弁は作れませんが😅、ここにきて初めて子供が喜びそうな弁当と、子供の心理の研究の日々です!

 

本当に発見の多い毎日です。自分の子育てが良くなかったんだろうかと振り返ったり、自己肯定感を持ち彼女の持ち味を生かしながら生きていってもらうには、親として何ができるか模索中です!

 

2ヶ月ほど不安定な状態が続いていた娘も少しずつ闇が開け始めてきました。

家でのプレッシャーを含め色んな要因はあったものの、スタートは負けず嫌いの性格が故に始まったかと思われます。幼稚園でみんながお弁当を食べ終わって遊んでるのに自分の弁当は大きいので早く食べ終わることができず悔しい思いをしたことから始まり、幼なじみたちがしばらく幼稚園をお休みしていたり、運動会の練習疲れがたまっていたり、、といった流れでチックがはじまり、幼稚園にいきたくないと言い出し、、、という流れだったのかと推測しています。

大人からするととても小さな問題に感じてしまうことでも、子供たちは全身で様々な出来事を体感し、傷ついたり幸せを感じながら日々生活しているんだよなあ、と改めて気づかされた経験でした。

 

日々子供たちと過ごしていて、気持ちを受け止めてあげることと甘やかしすぎ!?の線引きに戸惑うことが多々あります。

最近は特に子供の短所は長所にもなるということを意識しながらも、子供たちを信じる姿勢を保ちながら外で頑張って帰ってくる子供たちの安全基地となる場所を作ろう!!と1日1日を大事に生きていこうと意識しています。

 

EFLで働いているときに保護者の方たちが話されていたように、子供の年齢や状況によって親の心配事も変化していくものなんですね😊。

 

娘のミアは負けず嫌いで勝気な部分がありますが、時に人とそのことが理由で摩擦が起きることもあるかと思います。しかしその反面負けず嫌いが故にできなくて悔しかったことをバネに、またチャレンジしたりして前を向いて生きていけるといういうこと。心が折れそうになる経験を繰り返しながらも、少しずつ前を向いて強くしなやかに生きていける方向に進めるように見守りたいと思っています。

 

子育ては本当に奥が深いものですよね😊。まだまだ母親5年生!共に成長していけるように頑張ります!

 

兄弟初ショット

 

入園直前の幼なじみとのひととき

 

当時3歳のわんぱく娘も羊蹄山に見とれています

 

初登園日!

 

幼稚園バス待ち中の雪に大興奮な5歳児

ライター:元スタッフMayu

EFL創立のかなり初期段階に勤務していた伝説の受付。現在の受付スタッフにとっても憧れの、まさに伝説of伝説。ドラマチックな人生を送るお姉さまです。退職後もEFL愛はとどまることを知らず、遠くニセコから、ぬくもりあふれるメッセージを送ってくれます。

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