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ENGLISH FOR LIFE

幼児コース『サングレード』『ウォーターグレード』のご紹介

以前ご紹介した『レインボー』グレードに続き、今日は5歳の子たちの『サン』グレード、そして6歳の子たちの『ウォーター』グレードをご紹介したいと思います。

 

今日の『サン』グレード。男クラです!

でもけして男くさい感じではなく笑、ゲームはエキサイト、ダンスはノリノリ、シールをもらったら天使の笑顔!

順番に写真を載せていくので、ちょっと待っててくださいね(*´艸`*)

 

こちら、『ウォーター』グレードは女子会です!

終始キャッキャとしていてかわいらしかったですよ!

 

さて、どちらのグレードも、今日のレッスンのウォームアップが始まりました。

お名前を言って挨拶をしたり、みんなでお天気や曜日を確認して歌を歌ったりします。そしてウォームアップの最後には太陽の絵を描くのですが…。

 

“What color should the eyes be?”(太陽さんの目はなに色がいい?)と先生に問われながら、目や鼻などの顔のパーツの言い方を自然と身に着けたり、“Blue, please.“(青で描いて!)などと色を表す言葉を覚えたりします。

さらには”Should the eyes be big or small?”(目は大きく描く?それとも小さく?)と聞かれて、bigかsmallを言えるようになったり、大げさに大きく描いたり小さく描いたりする先生たちの絵を見ながらその概念を覚えたり。

こんな感じですね。

 

と、ここで。

幼児コースの1番上のグレード、『ウォーター』グレードにはこんな形が登場しましたよ。上から、マル、三角、四角、長方形、星ですね。

 『ウォーター』の子たちにはもうある程度の英語の経験年数があるので、いつものアクティビティに自然な形で新たな単語が導入されます。

 

それでも上手に言えていましたよ。

“What shape should the face be, circle, triangle, square, rectangle, or star?”

(太陽さんのお顔はなんの形で描いてほしい?マル?三角?四角?長方形?それとも星?)

-”Star, please!”(星形で描いて!)

 

“(目は)?”-”Triangle!”(三角で!)

“(耳は)?”-”Circle!”(マル!)

“(太陽光線は)?”-”Rectangle and star!”(長方形と星!)

 

難しい単語だと思うのですが、先生はその都度すべての形を言って子どもたちに選ばせるので、何度も聞いてみんな上手に発音を…、カタカナで書くと、そう、「レクタンゴォ」っていう感じで言えていました(´∀`*)

賑やかな絵が出来上がりましたね!

 

さて、『サン』グレードのメンズはどうしているかな?

今日は乗り物がたくさん出てくるレッスンです。男の子はみんな大好きですね。

声をそろえて元気よく発音!

 

一方女子たちの今日のテーマは「朝食」。toast、jam、butter、pancakesなどの単語を覚えていました。

発音練習をした単語以外にも、絵の中から果物やフォークなどのイラストを見つけ、”Fruit!”、 ”Fork!”などと指さしながら自由に発音をしていました。さすが経験者ぞろいの『ウォーター』チーム、視野が広いです!

 

そして、“Get your green book, please."(自分のテキストをとってきて)

ナチュラルスピードで繰り出される先生からの指示も一発で聞き取り、ササッと動きます。

 

しかも全力で。

 

写真に写っているデイリー先生はアメリカ出身の先生なのですが、去年彼女たちが習っていたのはイギリス英語を話す先生でした。普段あまり聞き慣れていない声だったり、お話しし慣れていない方の英語は聞きとりにくいものだと思うのですが、先生が変わって若干数回めのレッスンにして、彼女たちはもうすっかり慣れている様子です。

小さいうちから色々な英語を耳にしておくのは、やはりいいことですね。

 

 

さて、メンズ。

なにやらボールを用意して…。

 

Kick!

ボールが上手にカゴに入ったら…

 

先生が指さした絵を英語で答えます。

“What’s this?” - “It’s a bus!”

 

正解したら、ポイントゲット!

 

英語も話せてサッカーも上手な大人になっちゃいますね。

ハイスペックにもほどがある ( *´艸`)

 

その頃姫たちは…。

あら、塗り絵ですね。楽しそう!

 

塗り絵の最中ずっと、先生は子どもたちの動作や進み具合といった場面にぴったり合った英語表現を話しかけ続けます。

“Oh, that’s a nice color.”(わぁ、きれいな色で塗ったね)

”That’s really pretty.”(とってもかわいい!)

”What color will you choose next?"(次はなに色で塗るの)

このとき子どもたちは、先生の言っている意味を、目の前の状況や自分の動作と結びつけながら自由に想像しています。日本語を介して英語を学んでしまうと、読んだり耳にした英語を一旦頭の中で日本語に訳すクセがついてしまいますが、彼女たちは今、英語を英語のまま吸収しているところなのです。

 

 

さぁ、始まりましたよ!みんな大好き、フォニックスソングです。

まずは『サン』グレード。

♪ア・ア、ア、ア、Ally Ant♪

リズムが良くてノリノリで踊れるだけではなく、歌の中に動物なども出てくるので楽しいし、私たち受付の耳からも離れない日もあるこの歌…。気づいたら仕事中に口ずさんでしまっているなんて日常茶飯事です…(-_-;)

 

楽しく歌って踊れたあとは、今の歌を口ずさみながら…

 

アルファベットが書かれたカードを手にもって、みんなで順番に並べていきます。台紙には今出てきた動物などのイラストだけではなく、ちゃんとアルファベットも書かれてあるのですが、なかなか難易度が高いのか、みんな真剣なお顔です。

 

でもほら、台紙がびっしりとアルファベットで埋め尽くされました!がんばったね!

 

『ウォーター』の子たちはまたちょっと違いましたよ。

なんと台紙ナシです(;゚Д゚)

しかもですね、歌を口ずさんでいるデイリー先生は、これが結構な速さで歌っているんですよ。もう私、びっくりしてしまいました。

 

それでもちゃんと、「ア」と言われてaを、「ブ」と言われてbを、「ク」と言われてcを差し出す子たち。「エー」「ビー」「シー」と言いながら並べていた私にとって、この覚え方はほんとに、なんていうか、異次元に感じるというか、かっこいいというか…。とにかくなんかすごくステキなんです!!

 

本を読む時間もまた子どもたちに大人気ですね。

『サン』クラスで出てきた本は、ティムくんが育てる種のお話。

 

拾った種を太陽に当ててみるティムくん。あれれ、芽が出てこないなぁ。

種を土の上にポンと置いてみても…やっぱり芽は出てこない。

お母さんに教えてもらいながら土を入れたポットに植え、水をあげて日の当たる場所に置いてみると…。

 

ニョキニョキニョキー。元気に芽が出て育ちました!

一緒にニョキー!

 

『ウォーター』グレードの本は何かな?

先生の表情から読み取っていただけるように笑、心配性の男の子のお話。

「足の裏の皮が少しむけちゃった。このまま全身の皮がむけてガイコツになっちゃったらどうしよう!」「鼻水が出た。脳みそが全部出てきちゃったらどうしよう!」

 

先生、そうとう演技派でした。慌てている様子を早口で表現し、はげしく抑揚をつけながら、臨場感たっぷりに一気に読み進めます。

それでも余裕の笑顔で楽しむお姉さんたちです。

 

そしてどちらのグレードも最後にもう1曲踊りました。

今日は、乗り物大好き男子、サッカー男子、フォニックス男子、そして…

ノリノリ男子の魅力あふれる楽しい男子会となりました。

 

あ、最後に

 

シール男子も。

 

女の子ちゃんもね、「ねぇねぇ、どんなシール貼ったの?」なんてコソコソやってる女子っぽい感じがかわいくて、思わずカメラを向けちゃいました(*’▽’)

 

乳児コース・幼児コースでは、発育や学習能力に合わせた歌や踊り、ゲームなど、たくさんの楽しいアクティビティが盛りだくさんです!それらを通して、幼児コースでは特にフォニックスに親しみ文字や単語に親しんで、小学生コースに上がる準備を整えていきます。

 

小学生コースに上がると机やイスがあって、ワークシートを使ったり宿題が出るようになりますよ。…とお話すると、「一気にお勉強スタイルに変わるの?」「今までの楽しい感じと違いすぎて、子どもが英語嫌いになるのでは?」とご心配される保護者の方もいらっしゃいますが、大丈夫です。小学生になると学習能力が高くなっていくので、遊びだけでは物足りなくなっていきます。しっかりと理解して覚える、という形の方が知的好奇心が満たされて楽しくなっていくんですね。楽しさやワクワクはそのままに、そして英語を英語だけで聞いて自分の中で想像しながら理解していく、というスタンスもそのままに、英語の基礎になる文章のパターンや文法を英語だけで覚えていきます。

 

母国語の覚え方を思い返してみてください。私たちはみんな、日本語を日本語だけで覚え、聞き話しの能力がある程度身につき、読み書きの準備が整う頃小学校にあがりましたよね。そして国語の授業でもう1度しっかりと母国語を学びなおして整理します。国語の授業がお勉強スタイルだったからといって、日本語が嫌いになんてならなかったですよね?

大丈夫。小学生コースのお子さんたちも、みんなレッスンを楽しんでくれています。

 

そんな小学生コースのご紹介はまた今度。お楽しみに!

ライター:EFL受付Atsuko

道内の高校で英語教員として15年間勤務。時代は学校の英語の授業にオールイングリッシュの授業を求め、カリキュラムや教科書が変わり始めたころ。一方で現場にいるのは、ひたすら訳読を勉強し会話の授業を受けた経験などない世代の教員たち+思春期・反抗期真っただ中の生徒たち。この状態でオールイングリッシュの授業の成立など夢物語、できたところで日本人の英会話力はあがらない、と悶々とした日々を送った愛犬家。現在は、文法が苦手な中学生高校生のお手伝いをたまにちょっとしつつ、日本人の英会話力になにが必要か、日々勉強し発信しています。

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